イラストレーターのための新しいポートフォリオサイトテンプレート「Illustfolio Lumina」を作りました

jadda.infoにおけるLESS

  

LESS便利


先日jadda.infoをリニューアルしたときに、LESSを使ってCSSを書きました。割と、というかめっちゃ便利だったので激しくおすすめします。

LESSのメリット

比較的覚えやすい

CSSと基本的な書き方は変わらないので、習得が容易です。覚えるの大変なんじゃないか、と心配していましたが、LESSの公式サイトを読んだり、「LESS 書き方」とかで検索して出てきた記事を参考に1~2時間程度書いてみたら大体書けるようになった感じでした。

ネストできる

以下のような感じで入れ子にして記述できます。

#header {
  h1 {
    font-size: 26px;
    font-weight: bold;
  }
  p { font-size: 12px;
    a { text-decoration: none;
      &:hover { border-width: 1px }
    }
  }
}

セレクタが冗長な記述にならず、見た目的にも読みやすくなります。実際、CSSだとセクション毎に「ここからヘッダ」のようなコメントを入れないと読みにくいですが、LESSを使ってからコメントを書く量がかなり減りました。

ミックスイン

よく使うプロパティをあらかじめまとめておき、適宜呼び出して展開できます。

.border-radius (@radius: 5px) {
  border-radius: @radius;
  -webkit-border-radius: @radius;
  -moz-border-radius: @radius;
}

#footer {
  .border-radius(10px);
}

上記ではあらかじめ宣言したborder-radiusというクラスを使って、#footerを角丸にするときに一々webkitとかのベンダープリフィックスを書かずに済んでいます。便利すぎワロタ。

そのほか変数とかまあ色々機能があってまだ全部試し切れていません。

jadda.infoでのLESS

メインのLESSファイル「style.less」に、「reset.less」「mixin.less」「variable.less」を読み込んでいます。コンパイルするのはstyle.lessだけです。reset.lessはリセットCSSをそのままコピペしたもの、mixin.lessはミックスインをまとめて、variable.lessは色関係の変数が入っています。

mixin.lessはfloatとかpositionとかのボックスプロパティ、boldとかitalicとかのテキストプロパティ、shadowとかgradientなどのCSS3プロパティを入れています。mixinは色々なライブラリがあるようですが、結局呼び出すクラスが分からないと実際書くとき不便なので、大体自分で作りました。

よかったですね

よかったです。